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コンサルタントインタビュー


従業員のメンタルヘルス対策について悩みを抱える企業が増えている。本人が症状を自覚し、会社側がしっかり把握しているのであればまだいい。多くの場合、社員本人が「症状はあるが、誰にも相談できない」、直属の上司が「自分の部下が鬱になった」と信じたくないあまりに、上層部への報告をしていないケースも少なくないという。恐らく、潜在的な“うつ病”患者の数は、想像する以上に多いのだろう。そんな企業の悩みを根本から解決しようと奮闘する社会保険労務士・福田恵美子先生は、実は過去に自らその病を発症し克服してきた経験を持つという。メンタルヘルスを取り巻く現状や、経験者でなければ獲得しえない、その解決手法について話を聞いた。


『過重労働』と社内に相談できる人がいなかったという状況下での発症

――社会保険労務士として活躍されている福田恵美子先生にお話を伺います。一般的な社保業務に加え、先生ならではのサービスも展開されていると聞きますが、それは一体どのようなものなのでしょう。

社会保険、労働保険の事務手続きや申告、また給与や就業規則関連業務など、一般的な社会保険労務士としての仕事はもちろん、ここ数年の間に大きな社会問題となりつつある“メンタルヘルス”対策にも注力しています。実をいいますと、私は過去にうつ病になったことがあり、それを克服してきたという経験を持っています。うつ病の経験者として、そして社会保険労務士として、悩まれている社員の方と会社の間に立って、双方にとってベストな解決策を講じることができると思います。

――先生ご自身が病を克服された経験があるというのは驚きです。それは、どのような状況下で発症されたのでしょうか。

その原因を簡潔に言うなら、過重労働と、周囲に相談できる相手がいなかったことにつきます。私が、ある大手の総合ディベロッパーに勤務社会保険労務士として勤務していた時代のことでした。当時は、社内で大型プロジェクトが進行している時期で、異業種採用などが積極的に進められ、労務管理業務が膨大に膨れ上がっていました。それに対し、担当者が常に不足している状態。その企業にとっては初めての資格取得者の中途採用でしたから、直属の上司も私をどう扱って良いのかわからず、周囲から孤立した状況になり、誰も相談できる相手がいなかったのです。中度のうつ状態になっても、仕事を休むことができず、さらに重くなっていきました。

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